統合失調症-四ツ谷の心療内科・精神科|四谷三丁目つばめクリニック

【診療時間】月火金土 10:00~14:00 / 15:00~18:30
水13:00~16:00 / 17:00~20:30
※最終受付は終了30分前

 【休診日】木曜・日曜・祝日

診療予約・お問い合わせ・ご相談
03-5341-4066

【診療時間】月火金土 10:00~14:00 / 15:00~18:30
水13:00~16:00 / 17:00~20:30
※最終受付は終了30分前

 【休診日】木曜・日曜・祝日

統合失調症

統合失調症とは

統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。それに伴って、人々と交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすいという特徴も併せもっています。

患者さまの多くが10代から20代に発病しています。心の成長期に発病するため、人生で克服すべきさまざまな課題を抱えながらこの病と闘うという「つらさ」が重なります。 新しい薬の開発と心理社会的ケアの進歩により、多くの患者さまが完全かつ長期的な回復が期待できるようになっています。

統合失調症の主な症状について

統合失調症の症状は多彩なため、全体を理解するのが難しいのですが、主な症状には次のようなものがあります。

●実際にない声が聞こえてくる(幻聴)
●周辺の物音が耳障りに感じる(聴覚過敏)
●嫌がらせを受けているように感じる(被害妄想)
●頭の中にいろんな情報がかけめぐり混乱する(思考障害)
●感情の変化がみられる(情動易変)
●行動があやつられている(作為体験)

その他に、ストレスに弱い、対人関係が苦手、一度にたくさんのことができない、集中力・持続力が続かなくなる、意欲が出ない時間があまりにも長く続く、生活リズムが乱れるなどの症状が現れる場合があります(陰性症状)。

統合失調症の原因

統合失調症の原因は、今のところ明らかではありませんが、進学・就職・独立・結婚などの人生の進路における変化などが、発症の要因となることが多いようです(出立の時期)。 ただ、それらは発症のきっかけではあっても、原因はご本人の脳の本来のデリケートさに由来することが大きいと考えられます。

統合失調症の治療

統合失調症の治療は、薬物療法と精神療法やリハビリテーションなどの心理社会的な治療を組み合わせて行います。2つの治療を組み合わせると相乗的な効果が期待できます。

お薬は脳内の神経伝達機構に働き、乱れたバランスを回復します。脳の刺激性を和らげ、情緒不安定な症状、聴覚や身体感覚の過敏さを安定させます。脳の過活動を和らげ、考えにまとまりをもたせ、今自分が考えようと思っていることを考えやすくなります。内服薬の強類によっては抑うつや不安の症状改善により、日常生活の意欲が出てきます。